スタンダードダンス講習会
 2017年3月19日(日)に、西部生涯スポーツセンターにて、スタンダードダンス講習会が行われました。
 講師に、スタンダード・ラテンともA級選手の栗林幸範・左雲和子組をお招きしました。
 講習は、技術講習、講師デモンストレーション、個別指導の順に行われました。
 技術指導の第1部は、主として栗林幸範先生による、イメージでダンスがどう変わるかという話で、まず最初にみんなでそれぞれのルーティンでワルツを踊ってそれをビデオ撮影し、次に川の流れる映像を見ながら自分が葉っぱになったつもりで川を時にはゆったりと時には激しく流れていくところをイメージし、そのあと、先ほどのイメージを思い浮かべながら、もう一度ワルツを踊ってそれをビデオ撮影し、これらの映像を再生しながら前と後とで踊りがどう変わったかを確認しました。その結果、確かに後のほうが滑らかな踊りに変わっていることが判り、イメージの効果が確認できました。
 技術指導の第2部は、主として左雲和子先生による女子の意識改革についての話がありました。昔は女子は男子についていけばよいというということでしたが、今は、女子と男子は対等で、女子も自分で踊れなければならない、そのために、男子と同じようにシャドウができなければならないということで、みんなでワルツの簡単なルーティンで女子のシャドウを踊る練習をしました。また、女子は全神経を張り詰めて男子の動く気配を感じて自分で動くようにしなければならないということで、ボディだけ軽く触れてブルースを踊る練習をしました。
 講師デモンストレーションでは、ワルツとタンゴを披露していただき、アンコールでスローフォックストロットを踊っていただきました。
 個別指導では、一組ずつ順番に、それぞれのカップルの最も直すべきところを的確に指摘していただきその直し方をアドバイスしていただきました。
 この日は、38名のお客様と12名のスタッフで、計50名が参加されました。男女比は、ほぼ同数でした。またこの日、1名の方が新たに入会されました。

◆ 講習会の映像 (奈良県会員のみ閲覧できます。)