2014秋“まほろば円舞会”
 2014年11月29日に、なら100年会館大ホールにて、「2014秋まほろば円舞会」が開催されました。

 1幕は “まほろば王国宮廷舞踏会”と“現代まほろば円舞会ダンスパーティー”をワープさせたミュージカル風のダンスファンタジーです。
 まほろば王国宮廷舞踏会は、“初冠(ういこうむり)の舞(デビュタント)と円舞(ワルツ)(オーパンバル)と祝賀の舞”の構成を天平衣装で華やかに演出いたしました。
 世界的に有名なウイーンの伝統舞踏会オーパンバル・デビュタントに倣い、まほろば円舞会オリジナルのダンスを天平衣装で披露しました。
 初冠の舞(デビュタント)とは、若人が社会人としてデビューしていくときの舞の儀式です。円舞(オーパンバル)とは、舞踏会でのお祝いの家族や友人たちのワルツの舞と祝賀の舞です。
 まほろば円舞会のステージに参加する団体に1幕参加を呼び掛けて集まった色々なジャンルのダンスを40分のショーとして構成し、約100名が舞台に参加しました。

 2幕は奈良県下全域、県外に広くステージ参加を呼び掛けて公募で集まった22団体のダンスパフォーマンスです。
 琉球舞踊、ジャズダンス、車いすダンス、詩吟詩舞、二胡花架拳、HIPHOP、フラダンス、ベリーダンス、フラフープダンス、フラメンコ、社交ダンス等、ダンスジャンルがすべて揃ったステージ構成です。
 ゲストに女人舞楽原笙会(にょにんのぶがくはらしょうかい)を迎えて、雅やかな雅楽の舞を構成いたしました。女人舞楽原笙会は国際的にも活躍されている女性だけの雅楽集団です。

 全国においても類を見ない奈良オリジナルの“まほろば王国宮廷舞踏会”。“まほろば円舞会”ならではのレベルの高い1幕、2幕のステージ構成、新しい演出にお客様もきっと満足していただいたと思います。

 “2014秋まほろば円舞会”は観覧者約800名以上、ステージ参加22団体約400名以上、実行委員会スタッフを合わせた総動員数は約1300名でした。
 奈良県北部はもとより、奈良県中南和地域の橿原、吉野、香芝、宇陀、五條大塔から、遠くは四国松山から、神戸、京都、大阪の他府県からと、回を追うごとに地域も広がり、生涯学習で励んでいる子供から高齢者までの方々の参加意欲がますます高まってきています。
 ステージ参加者の内訳は子供(ジュニア高校生以下)の比率は約30%以上、大学生を入れると40%以上になり、若々しい躍動感あふれるステージを構成演出する事ができました。

 NHK奈良放送局から、“ならナビ”PRコーナーでの生放送や、告知として“ならコレ”、NHK大阪放送局“ぐるっと関西”の放送がありました。
 翌日30日の朝刊では、朝日新聞、毎日新聞、産経新聞、奈良新聞の各新聞社の記事の掲載がありました。
 まほろば円舞会の映像はWebでも種々投稿されており、「古都奈良から新しい文化を世界に発信する」と云う目標は少しずつ確立してきています。

 次回の“2015」まほろば円舞会”は、2015年10月31日(土)に、なら100年会館 大ホール特設ステージで開催の予定です。
 2015奈良県大芸術祭にも参加の申請を予定しています。
 今後は、メディアによる広報を活用して、県内外からの観光を兼ねた“まほろば円舞会”へのステージ参加・観覧の呼び掛けを積極的に行う予定です。

2014秋まほろば円舞会1幕の映像・・・著作権保護のため一部音声を削除しています。
2014秋まほろば円舞会2幕その1の映像・・・著作権保護のため一部音声を削除しています。
2014秋まほろば円舞会2幕その2の映像・・・著作権保護のため一部音声を削除しています。

予告チラシ