2016まほろば円舞会が開催されました。
 2016年11月26日に、なら100年会館にて、奈良県ダンススポーツ連盟が後援する11回目のまほろば円舞会“2016まほろば円舞会”が開催されました。

 “2016まほろば円舞会”は、観覧者約600名以上、ステージ参加1幕・2幕・22ステージ約500名以上、まほろば円舞会スタッフ50名以上で、これらを合わせた総動員数は、約1150名以上でした。
 全国においても類を見ない奈良オリジナルの“まほろば王国宮廷舞踏会”、“まほろば円舞会”ならではの質の高い2幕のステージ構成で、新しい演出にお客様も満足していただいたと思います。
 ステージ参加者の内訳は、ジュニア(高校生以下)の比率が約45%以上で、若々しい躍動感あふれるステージを構成演出する事ができました。
 奈良県北部はもとより、奈良県中南和地域の橿原、吉野、香芝、宇陀、五條、大塔から、遠くは神戸、京都、大阪の他府県からと、回を追うごとに地域も広がり、生涯学習で励んでいる子供から高齢者、障がい者の方々の参加意欲がますます高まってきています。

 1幕 和〜時代を超えて〜“感謝・祭り・祈り”

“まほろば王国宮廷舞踏会”と“天平の美と西洋の美のダンスのコラボレーション”
ミュージカル風のダンスファンタジーです。
 まほろば王国宮廷舞踏会は“創作舞踊”“初冠の舞(ういこうむり)と円舞(ワルツ)”中国音楽&舞踊“シャングリラ・花架拳”の構成を天平衣装で華やかに演出いたしました。
 初冠の舞(ういこうむり)とは若人が社会人としてデビューしていくときの舞の儀式。円舞(ワルツ)とは舞踏会でのウインナーワルツです。
 まほろば円舞会のステージに参加する団体や一般の方を募集。参加者を呼び掛けて集まった色々なジャンルのダンスを、40分のショーとして構成、約50名が舞台に参加しました。

 2幕 輪〜現在・未来に向かって〜

 奈良県下全域や県外に広くステージ参加を呼び掛け、公募で集まった22団体のダンスパフォーマンスです。
 世代やダンスジャンルを超え、すべて揃ったステージ構成です。






 ゲストに“は〜もに〜らんど”を迎えて、生演奏&歌とダンスのパフォーマンで若々しい迫力のあるステージをミュージカル風の構成を演出しました。
 障害者の“車いすダンス”のステージも構成。ステージに立つ生き生きとしたダンスを披露してくれました。

 NHK奈良放送局から“ならナビ”PRコーナーでの生放送の放映がありました。
 まほろば円舞会の映像はWebでも種々投稿されており、「古都奈良から新しい文化を世界に発信する」と云う目標は、少しずつ確立してきています。
 KCNが本番当日取材に来ていただき、ダイジェスト版がKCNのネットワークに放映され、またその動画がNHK奈良放送局の“ならナビ”で再度紹介されました。

 次回の“2017まほろば円舞会”は、2017年11月26日(日)なら100年会館 大ホール特設ステージで開催の予定です。 2017年度 奈良県大芸術祭にも参加を予定しています。12回目の開催です。
 奈良県国民文化祭・障害者芸術文化祭の共催として、奈良県の活性のお手伝いをしてまいります。
 新しい演出として、日本の伝統芸術の書道パフォーマンスや伝統芸能の能や箏の生演奏・歌・合唱・オーケストラ等とダンスコラボを考えています。
 又、これを機会に、“まほろば王国宮廷舞踏会・初冠(ういこうむり)の舞”と“円舞(ワルツ)”を広く一般募集し、初心者でもステージに参加できる活動として、「まほろば円舞会ダンス部」を通じたレッスンを充実してまいります。
 2幕は、メディアによる広報を活用して広く公募を行い、特に奈良県中南和地区、関西、在日の外国人にも広くステージ参加を呼び掛けていく予定です。県内外からの交流を積極的に行い、観光を兼ねた“まほろば円舞会”へのステージ参加・観覧の呼び掛けを広く行う予定です。

 奈良県大芸術祭の奈良を代表する舞踊部門のイベント、長期の開催を目指して、今年で2年目の「NPO法人まほろば円舞会」は、新鮮で魅力のある「まほろば円舞会」を開催してまいります。
 機会があれば、県内の地域で「ミニ公演まほろば円舞会」の開催も視野に入れています。

2016まほろば円舞会の開催案内

2016まほろば円舞会“一幕”のダイジェスト版映像


2016まほろば円舞会“二幕”のダイジェスト版映像