2017まほろば円舞会
 “2017まほろば円舞会”は、観覧者約900名以上、ステージ参加1幕・2幕・20ステージ約400名以上、まほろば円舞会スタッフ50名以上を合わせた総動員数は、約1,300名以上でした。

 1幕は、全国においても類を見ない優雅な天平衣装で踊る奈良オリジナルの“まほろば王国宮廷舞踏会”、2幕は、生涯学習で学んでいる一般市民参加の、子供から高齢者・障碍者も参加するステージとなっています。
 “まほろば円舞会”ならではの質の高いステージ構成、新しい演出にお客様も満足していただいたと思います。

 ステージ参加者のジュニア(高校生以下)と障碍者の比率は約48%、若々しい躍動感あふれるステージを構成演出する事ができました。
 奈良県北部はもとより、奈良県中南和地域の橿原、吉野、香芝、宇陀から、遠くは神戸、京都、大阪、四国松山の他府県からと、回を追うごとに地域も広がってきています。

1幕 和〜時代を超えて〜“感謝・祭り・祈り”
 “まほろば王国宮廷舞踏会”と“東洋の美と西洋の美のダンスのコラボレーション”、ミュージカル風のダンスファンタジーです。
 “まほろば王国宮廷舞踏会”は、創作舞踊“初冠の舞(ういこうむり)”と円舞(ワルツ)の構成を入れて、天平衣装で華やかに演出いたしました。
 出演団体:は〜もに〜らんど/まほろば円舞会ダンス部/万葉小楽師/バレエクラスシルフィード/MISS/ボディートーク☆Y プロヂュース:NPO法人まほろば円舞会 脚本/演出:今安志保 照明音響:インパクト

 初冠の舞(ういこうむり)とは、若人が社会人としてデビューしていくときの舞の儀式。円舞(ワルツ)とは舞踏会でのウインナーワルツ。まほろば円舞会のステージに参加する団体や一般の方を募集。参加者を呼び掛けて集まった色々なジャンルのダンスを40分のショーとして構成、約80名が舞台に参加しました。



2幕 輪〜現在・未来に向かって〜
 奈良県下全域、県外に広くステージ参加を呼び掛けて公募で集まった20団体、約400人のダンスパフォーマンスです。世代やダンスジャンルを超えたステージ構成です。

松島文子琉球舞踊研究所(奈良市)



奈良県立大学Fun9Style
(奈良市)



    キッズチア=ピ-チ-ズ
    (奈良市)




Berry Belly Girls & Belle De Belly (生駒市)










Oliental Grils(奈良市)


バレエクラスシルフィード(奈良市)      Hoolp Company(生駒市)


              UNIよさだん(四条畷市)










MISS(田原本町)        BODY TALK☆Y チームOboro(吉野郡下市町)









      BODY TALK☆Y  チームS=crew(吉野郡下市町)

日本の伝統芸術の奈良墨アート
&シャンソン&日本舞踊のコラボ

アーチスト・イマタニタカ(奈良市)
シャンソン&日本舞踊・黒木 蘭(生駒市)




ハートフルダンサーズ
障がい者社交ダンス
(松山市)







            虹の輪・車いすダンスクラブ(奈良市)


まほろば円舞会ダンス部
ショーダンスチーム
でたがり屋コンビ(大阪市)



     まほろば円舞会ダンス部
     社交ダンスチーム
     (生駒市)



    は〜もに〜らんど (豊中市)         万葉小楽師(橿原市)


HYH☆
Jazz Dance Company
(生駒市)






           ハーモニカアンサンブル片桐(大和郡山市)
ゲストに大和郡山市で活躍しているハ=モニカオーケストラを迎えました。
6年前にヤマハ音楽振興会から地域音楽の推奨で全国で最高の5団体にも選べれています。

 NHK奈良放送局から“ならナビ”PRコーナーでの生放送の放映がありました。また11月30日でも再度、まほろば円舞会のステージの映像が放映されました。
 Webでも種々投稿されており、「古都奈良から新しい文化を世界に発信する」と云う目標は少しずつ確立してきています。

KCNが本番当日取材に来ていただき、ダイジェスト版がKCNのネットワークに放映されました。







 奈良県内の大学や大学生との連携で、フィールドワーク単位が取得できるように、ボランティアスタッフとして受け入れました。奈良県立大学の学生たち6名が参加しました。
 イベントの計画から実施までの準備、本番など貴重な経験をしていただき、大きな成果を身に着けていただけました。

 着物の着付け教室・奈良着物愛想会 代表山野朝子氏との連携で、奈良県外国人支援センターの紹介で留学生に日本の着物を着てもらい、スタッフとしてのお客さへのおもてなし文化や舞台を楽しんで頂ける機会を提供しました。
 フィリピン1名、ルーマニア1名、中国3名、フランス1名の6名参加です。楽しい思い出と海外交流のきっかけとなりました。

 まほろば円舞会のスタッフでも、家庭のタンスの中にある着物を着て頂ける機会をつくり、きもの文化とまほろば円舞会のファッションコラボを推進して、ロビーの受付、お客様のおもてなし等が出来るようにしました。
 まほろばアートミュージアム。“まほろば円舞会”では、なら100年会館のホワイエを利用して会員のアートを展示し、ミュージアムを展開しています。
 まほろば円舞会会員の方が制作した作品を展示、来館したお客様に見て頂き、芸術とダンスをコラボさせています。
 今年は、ギャラリー華倭里の芸術行灯、イマタニタカコ氏の襖絵、時政美世氏の切り絵、澁谷昭仁氏の絵画と充実した作品を展示いたしました。

今後の活動計画
 今年は、“夏のまほろば円舞会in生駒”は9月に生駒北コミはばたきホールで、秋の“2018まほろば円舞会”は11月25日(日)なら100年会館 大ホール 特設ステージで、10周年事業として年2回の開催の予定です。奈良県大芸術祭にも参加を予定しています。
 新しい演出として、や伝統芸能の能や箏の生演奏・歌・合唱・オーケストラ等とダンスコラボを考えています。

 NPO法人まほろば円舞会として、公式ホームページを開設しました。これを機会にまほろば円舞会をひろく告知をしてまいります。

 “まほろば王国宮廷舞踏会・初冠(ういこうむり)の舞”と“円舞(ワルツ)”を広く一般募集して、初心者でもステージに参加できる活動を「まほろば円舞会ダンス部」を通じてレッスンを充実してまいります。

 2幕はメディアによる広報を活用して広く公募を行い、特に奈良県中南和地区、関西、在日の外国人にも広くステージ参加を呼び掛けていく予定です。
 県内外からの交流を積極的に行い、観光を兼ねた“まほろば円舞会”へのステージ参加・観覧の呼び掛けを広く行う予定です。

 奈良県大芸術祭の奈良を代表する舞踊部門のイベント、長期の開催を目指して、「NPO法人まほろば円舞会」を新鮮で魅力のある「まほろば円舞会」開催してまいります。
 機会があれば、県内の地域で「ミニ公演まほろば円舞会」の開催も視野に入れています。