2018まほろば円舞会の実施報告
“2018まほろば円舞会”は、観覧者約900名以上、ステージ参加1幕・2幕・20ステージ約339名以上、まほろば円舞会スタッフ64名を合わせた総動員数は、約1300名以上でした。
ステージ参加者の内訳は、ジュニア(高校生以下)と障がい者を合わせて約37%で、若々しい躍動感あふれるステージを構成演出する事ができました。
奈良県北部はもとより、奈良県中南和地域の橿原、吉野、香芝、宇陀から、遠くは神戸、京都、大阪、四国松山の他府県からと、回を追うごとに地域も広がってきています。
1幕 和〜時代を超えて〜“感謝・祭り・祈り”
“まほろば王国宮廷舞踏会”と“東洋の美と西洋の美のダンスコラボレーション”
奈良県内においても類を見ない優雅な天平衣装で踊る奈良オリジナルの“まほろば王国宮廷舞踏会”。初冠の舞(ういこうむりのまい)・デビュタント&円舞(ワルツ)・オーパンバル風のミュージカルの様なダンスファンタジーです。
出演団体は、まほろば円舞会ダンス部(生駒市)、Las Flamencos(生駒市)、ことしきの会(川西町)、ピアノで奈良を奏でる会(奈良市)、女人舞楽原笙会(芦屋市)、MISS(田原本町)、ボディートーク☆Y(吉野下市町)、シアター プロジェクト 奈良(生駒市)で、約96名が舞台参加しました。まほろば円舞会のステージに参加する団体や一般の方を募集し、参加者を呼び掛けて集まった色々なジャンルのダンスを、約40分のショーとして構成しました。
プロデュース:NPO法人まほろば円舞会 上亟 明
脚本・演出:Rumiko
美術監督:山吹草太
舞台監督:上田三佐代
照明音響:インパクト
2幕 輪〜現在・未来に向かって〜
生涯学習で学んでいる、子供から高齢者・障がい者の一般市民参加のステージとなっています。“まほろば円舞会”ならではの質の高いステージ構成、新しい演出にお客様も満足。奈良県下全域、県外に、遠くは松山市の障がい者社交ダンスサークルと、広くステージ参加を呼び掛けて公募で集まった20団体約360人のダンスパフォーマンスです。世代やダンスジャンルを超えたステージ構成です。
松島文子琉球舞踊研究所(奈良市)
古都の会
(奈良市)
Hoolp Company(生駒市)
OlientalGirls(奈良市)Las Flamencas(生駒市)
結崎観世会(川西町)
キッズチアーピーチーズ(奈良市)
Berry Belly Girls & Belle De Belly (生駒市)
よさだん(四条畷市)
BODY TALK☆Y (吉野郡下市町) チームOboro
チーム
S-Crew
MISS(田原本町)
ハートフルダンサーズ障がい者社交ダンス(松山市)
虹の輪・車いすダンスクラブ(奈良市)
まほろば円舞会ダンス部でたがり屋コンビ(大阪市)
YAMAMOTO MAKI HULA STYUDIO(京都市)
HYH DanceCompany(生駒市)
ことしきの会(川西町)
NHK奈良放送局で“ならナビ”PRコーナーでの生放送の放映がありました。
Webでも種々投稿されており、「古都奈良から新しい文化を世界に発信する」と云う目標は少しずつ確立してきています。
奈良県内の大学や大学生との連携でフィールドワーク単位が取得できるようにボランティアスタッフとして受け入れました。奈良県立大学の学生たち7名が参加しました。イベントの計画から実施までの準備から本番、天平衣装を着てのおもてなしなど、貴重な経験をしていただき、大きな成果を身に着けていただきました。
奈良県外国人支援センターとの連携で、留学生に日本の着物を着てもらい、スタッフとしてのお客さへのおもてなし文化や舞台を楽しんで頂ける機会を提供しました。
着物のレンタルや着付けは、奈良県外国人支援センターのあるホテル日航奈良の1Fの「なら小町」と連携で実現しました。
マレーシア2名、フィリピン2名、インドネシア2名、中国1名、イタリア1名の8名参加です。留学先は、奈良先端大学院(6名)と奈良教育大学(2名)から参加していただき、切符のもぎり体験、お客様への挨拶やおもてなし、舞台鑑賞、最後のフィナーレにはステージに上がっていただきました。楽しい留学の思い出と奈良が大好きになってもらい、また海外交流のきっかけとなりました。留学生の中には、まほろば円舞会の手配した寿司弁当が食べられなくて弁当持参で参加した方もいましたが、無事事故もなくスタッフ活動を終えることが出来ました。
NPO法人ならチャレンジドと連携して奈良東、奈良西、養護高等学校の生徒で留学生のスタッフと一緒にパンフの挟み込み作業、受付係のおもてなしや資料配布のスタッフ活動やダンスステージの見学で、楽しい社会活動の体験をしていただきました。
まほろば円舞会のスタッフでも、家庭のタンスの中にある着物を着て頂ける機会をつくり、きもの文化とまほろば円舞会のファッションコラボを推進して、ロビーの受付、お客様のおもてなし等が出来るようにしました。
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